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回復のプロセスに沿った精神科救急・急性期ケア

回復のプロセスに沿った
精神科救急・急性期ケア

編著者
阿保順子(長野県看護大学学長)
A5判 168頁
定価(本体価格1,800円+税)
ISBN978-4-86294-042-1
2011年12月5日刊行

※著者の所属、肩書きは刊行時のものです。

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◆解説
精神科病院が急性期治療にシフトしていく方向に動いてから久しいが,一方で診療報酬上の都合から,治療が十分でないまま退院せざるをえないケースも多く,「回転ドア現象」が課題になっている。急性期の症状が激しい時期の次に来る臨界期が,統合失調症のケアにとって(再発防止含む)最も大事だという考え方もあるが,その時期は比較的看護の目配りがなおざりになりがちである。また,退院がその臨界期や寛解前期と重なり,地域でケアすることになるケースもある。救急・急性期病棟は開設されたものの,そこで具体的にどのようなケアを展開したらよいのか,地域とどのように連携していけばよいのか,また地域ケアをどのように行ったらよいのか。そうした疑問にエビデンスにもとづいて答える1冊。

◆目次

1章 精神科救急・急性期,回復期への理解とケア
  精神科救急・急性期,回復期への理解とケア
・統合失調症の人々の暮らしの諸相
・急性期ケアの現在
・救急ケアの現状
・急性期状態にある人々の理解とケアを促す精神構造モデル
・暴力の問題
・回復期ケアの現在
・回復期ケアの方法-精神構造の強化をいかにはかっていくのか
・救急から急性期,回復期ケアを包括する形としてのACTの可能性

阿保順子(長野県看護大学学長)

2章 救急から急性期にかけてのケア技術
①精神科における救急時のケア技術
・精神科における救急時のケア
・精神科救急という概念
・救急時のケア
・事例-統合失調症患者の事例

東 修(市立函館病院看護局主査 精神看護専門看護師)

②急性期のケア-臨界期のケアを大切に
・急性期ケアの実際

阿保順子(長野県看護大学学長)

③保護室におけるケア-保護室入室から退室まで
・保護室におけるケアの目的
・保護室入室が適用される患者の状態像
・保護室内での抑制
・保護室に入室している患者の回復過程-自我状態を表す指標
・保護室入室患者へのケアの実際

坂江千寿子(茨城キリスト教大学看護学部看護学科学科主任)

特別記事
暴力のリスクを減らすために臨床で精神科看護師ができること
・医療機関における暴力への対処と予防策
・精神科病院における暴力防止対策は有効か
・暴力に対処する英国医療機関の経験
・真に効果的な対処とは
・精神科病棟のどこに・いつ・どのような対立状況と暴力が発生しているのか
・暴力への対処や予防は介入実践の基本原則で十分か
・事例検討を通じた精神科看護経験の蓄積へ
・おわりに

岡田 実(弘前学院大学看護学部看護学科准教授)
煤賀隆宏(北海道公立大学法人札幌医科大学付属病院主任看護師 精神看護専門看護師)

3章 地域を拠点としたケア技術
①外来でのケア-成長に付き添っていく証人として
・継続的な看護面接を行った青年期の2事例の経過
・発病によって居場所を失った戸惑い
・健常者の世界とつながりつづけるための苦労
・新たな自己の模索を助けるナラティブケア
・病者の世界と折りあうことの葛藤とそのケア
・地域社会の生きづらさと居場所づくりのケア
・地域生活移行後に自然回復を待つ困難性と看護師の役割

八木こずえ(医療法人五稜会病院 精神看護専門看護師)

②精神科デイケア-医療的かかわりと自立を支えるかかわり
・事例から-20歳代前半の女性Aさん
・デイケアへの動機づけから終了までの段階

村本好孝(株式会社ここから代表取締役 精神科認定看護師)

③精神科訪問看護-地域ケアにおける回復過程へのアセスメントの重要性
・「訪問看護」の組織づくり
・訪問看護の実際
・おわりに

那須典政(長野県看護大学健康センター センター長)

4章 包括的ケアとしてのACTの可能性

【4章 統括編集】 高木俊介(ACT-Kたかぎクリニック 院長)


①ACTの可能性-基礎理論
・日本のACTの状況
・「自分らしい生活を実現すること」に向けたACTのアプローチ
・「生活」のしづらさとは,その人の日常生活の場で生じる
・多職種(超職種)チーム・アプローチの実際
・急性期状態にある対象者へのACTの対応

梁田英麿(東北福祉大学せんだんホスピタル S-ACT チームリーダー)

事例① 医療と人間不信を乗り越えて急性期を地域で支える
・「入院したい」にどう応えるか
・ここから出よう
・「お金のかからない世界に住みたい……」
・支援の量から質への転換
・向きあい添いつづける-保護膜としてのACTチーム
・必要な時に必要な場所に

岡田 愛(竹村診療所/ACT-Kたかぎクリニック 臨床心理士)
近田真美子(東北福祉大学健康科学部保健看護学科講師)
福山敦子(ACT-K訪問看護ステーション「ねこのて」 看護師)
梁田英麿(東北福祉大学せんだんホスピタル S-ACT チームリーダー)
吉野賀寿美(医療法人五稜会病院看護主任)

事例② 母子分離をはかり単身生活につなげる支援
・訪問拒否,多飲水,暴力
・がんばっているのにちっともほめてくれない
・やってみなければわからない
・自立するためにがんばっているのでお母さんも見守って
・あきらめずにやってみたい

岡田 愛(竹村診療所/ACT-Kたかぎクリニック 臨床心理士)
近田真美子(東北福祉大学健康科学部保健看護学科講師)
福山敦子(ACT-K訪問看護ステーション「ねこのて」 看護師)
梁田英麿(東北福祉大学せんだんホスピタル S-ACT チームリーダー)
吉野賀寿美(医療法人五稜会病院看護主任)

事例③ 就労のプロセスを通じて自己実現を支える実践
・生活を送っている場所や時間にともにいること
・「こんなはずじゃなかった」
・未来について考えていく存在
・就労支援専門員との出会い
・アルバイトが始まる
・汗をかきながら歯を食いしばって黙々と
・就職先を見つけた
・脆弱な部分にあえて触れないようにする技

岡田 愛(竹村診療所/ACT-Kたかぎクリニック 臨床心理士)
近田真美子(東北福祉大学健康科学部保健看護学科講師)
福山敦子(ACT-K訪問看護ステーション「ねこのて」 看護師)
梁田英麿(東北福祉大学せんだんホスピタル S-ACT チームリーダー)
吉野賀寿美(医療法人五稜会病院看護主任)

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
       
 
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