「語り」と「記述」

近年,ますます客観的かつ簡潔に記述することが求められるようになってきた看護記録。患者の問題点に着目する記録方式も浸透してきている。しかし,臨床で起きるさまざまなことを「記述」する中で,置き去りにされるものも多いのではないか。「語り」を「記述」するという営みについて再考する。