倫理的感性が行動制限最小化にもたらすもの

行動制限はそれが治療行為としてありがながら,同時に看護師に倫理的ジレンマを与えるものである。そうしたジレンマを看護師はどう感じ,考えているのだろうか。本稿では,行動制限最小化看護の精神科認定看護師の立場から,倫理的感性が行動制限最小化に寄与するものを検証する。