2011年2月号の表紙

 2月のイベントといえば,バレンタインデー。その起源には諸説あり,各国々でも風習は違います。日本における現在のバレンタインデーの風習は,一説では某製菓会社の商品戦略によるといわれていますが,行事や風習の価値はその起源如何によって決まるものではありません。1年に1度,自身の気持(ことさらに「愛」と表現するのは恥ずかしいので……)に正直になれる機会があるというだけで,何とも敬虔な気持ちになります。
 今回の特集で取り上げました「倫理(観/感)」もまた,自身をとりまく環境や制約と,自身の中にあるモラルであり「素直な感情」との葛藤を通して育まれていくものだと思います。バレンタインと倫理,一見なんのかかわりもありませんが,両者はともに広義の「愛」(恋愛ではありません)にまつわる事柄でもあります。今回の表紙イラストには,そんなメッセージが込められています(嘘。かなりのこじつけです……)。