特集にあたって 編集部
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特集1では「伴走型支援に向けて」と題し,精神科看護と地域の協働について検討を行った。伴走型支援とは今後の対人支援において求められるアプローチをさすが,これと対比されるのが「問題解決型アプローチ」である。看護師にとっては後者のほうになじみがあると思うが,これは「どちらが正しい」というものではない。両輪があって対人支援は前に進む。重要なのは座談会で述べられているとおり,「あなたはこれが問題だから,それを解決してあげる」といったパターナリズム的なアプローチを超えた,「ご本人が望む生活をみずからの力で切り拓いていこうとするチャレンジを(多職種の協働によって)支える」というスタンスなのだろう。 |