学校教育での活用①

 学生が精神看護学実習をするうえで重要なことは「患者と向きあう」ことである。だが多くの学生は臨地実習に行く前に「恐い」という印象があるので,患者と向きあうことに時間が必要となる。私は精神科病院の「恐い」印象を変えるために,雑誌『精神科看護』に掲載しているクローズアップ(グラビアページ)を活用している。私の経験談だけでは精神科病院のイメージは伝えきれないので,写真を用いての説明は効果的である。今後も,精神科病院を説明するときは,クローズアップを活用したいと思っている。

條谷洋司 さん
財団法人京都中央看護師養成事業団
京都中央看護保健専門学校実習指導教員