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文脈的認知行動療法に基づいて専門医が教える 思春期の行動を引き出す対話法

ストレングスに着目した精神看護学
〈基礎編〉
 

編著者
森 千鶴(東京医療学院大学保健医療学部)
田中留伊(東京医療保健大学東が丘看護学部看護学科)
B5判 224頁
定価3,300円(本体価格3,000円+税)
ISBN978-4-86294-073-5
2023年12月5日刊行

※著者の所属、肩書きは刊行時のものです。

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◆内容紹介
昨今,精神看護の目的が変化してきたのは,精神医療が入院中心から地域・在宅医療へ変化してきたこと,脳科学の進歩により精神疾患の病態が少しずつ解明されてきたことが背景にあります。精神看護を担う看護師は,精神障害のある人を正しく理解し,多くの人が誤解したり,偏見をもったりしないように正しい情報を発信する役割があります。本シリーズの〈基礎編〉では基礎的な知識や精神看護の考え方について述べ,次巻の〈関連図を用いた事例展開〉では,脳科学の発展から解明された精神医学の最新の知見に基づき,精神疾患の病態の解説,事例に基づき,事例のストレングスに着目し,具体的なリカバリーを促進する援助について述べています。

◆主な内容

第1章 精神看護学に必要な知識

 

1 看護の理論
 1.精神看護学で活用されている看護理論
 2.本書における看護の定義
 3.精神看護学における看護の目的
 4.看護の中心概念
 5.精神看護学の対象者のとらえ方

 

2 こころの理解
 1.こころとは何か
 2.学習と記憶


3 精神機能の発達,加齢による認知機能の変化
 1.脳の発達過程
 2.脳の発達モデル ゴールデンの発達5段階説
 3.加齢による認知機能の変化


4 患者の理解
 1.枠組みの変化
 2.リカバリー
 3.リカバリーモデルを実践に活かす
 4.リカバリーを実践するうえでの課題
 5.リカバリーの概念の実践プログラムと資料


5 家族の理解
 1.家族システム
 2.家族関係の変化とこころの病
 3.精神障害者の家族の理解


6 診断と治療の技法
 1.診断の技法 問診をめぐって─情報の収集と理解
 2.操作的診断基準と“ストーリ”の読み取り
 3.診断階層表
 4.検査の技法
 5.心理検査
 6.認知行動療法
 7.作業療法(Occupational Therapy:OT)
 8.修正型電気けいれん療法


7 精神医療で活用されている薬物の理解
 1.抗精神病薬
 2.抗うつ薬
 3.気分安定薬
 4.抗てんかん薬
 5.抗不安薬
 6.睡眠薬
 7.認知症治療薬
 8.注意欠如/多動性障害(ADHD)治療薬


8 薬物療法を受ける患者に対する看護
 1.薬物療法を受ける患者の理解
 2.回復過程を支える看護の展開
 3.まとめ:看護のポイント

 

第2章 精神看護の機能と役割
1 精神医療における倫理と看護の役割
 1.看護師の倫理規定
 2.精神医療における誤解や偏見の問題
 3.精神医療における倫理的問題
 4.精神医療を取り巻く法律
 5.精神保健福祉法の概要
 6.精神保健指定医・特定医師
 7.精神科の入院形態
 8.隔離
 9.身体的拘束


2 地域精神保健医療と福祉
 1.地域精神保健
 2.地域精神医療のサービスや資源
 3.これからの地域精神保健医療


3 医療保健福祉チームの理解と連携
 1.医療チームにおける看護の役割
 2.チーム医療の促進要因
 3.連携の在り方


4 リエゾン精神看護
 1.リエゾン精神看護の歴史
 2.人間の包括的理解
 3.リエゾン精神看護におけるアセスメント

 

第3章 精神看護の技法
1 アセスメントの視点と観察
 1.行動に着目した看護過程
 2.ジェノグラム・エコマップ
 3.病態生理の理解
 4.アセスメントの視点
 5.観察
 6.メンタル・ステータス・イグザミネーションの視点


2 面接・コミュニケーションの技術
 1.コミュニケーションとしての面接
 2.面接の基本的な心得
 3.基本的なコミュニケーション技法
 4.面接の構造
 5.面接で起こりやすい関係性


3 治療的コミュニケーション
 1.精神科におけるコミュニケーション
 2.幻覚・妄想のある患者とのコミュニケーション
 3.連合弛緩の患者とのコミュニケーション
 4.興奮時の患者とのコミュニケーション


4 患者教育
 1.心理教育(Psychoeducation)
 2.SST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)
 3.健康教育


5 看護過程の展開(リハビリテーションを受けている患者の看護)
 1.リハビリテーションの概念
 2.リハビリテーションに特徴的なアプローチ
 3.リハビリテーションを受けている患者の理解と看護

 

コラム
・防衛機制
・ストレス脆弱性モデル
・レジリエンスとは何か
・水中毒
・危機理論

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
       
 
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